【令和4年11月9日】高糖度かんしょ(甘太くん)を収穫

公社職員を動員し、国東市武蔵町のほ場7a(700m)で栽培した高糖度かんしょ(甘太くん)を収穫しました。(つるきり・マルチはがしは、前日に実施)
本来かんしょは、畑地での栽培が一般的ですが、今回、水田を活用しての試験栽培を行いました。
水田であったため、土質が硬く大きなかたまりになっていましたが、それでもかんしょは成長していました。それぞれ1本ずつになるように剪定し、ヤラピン(乳白色の液体)が出るためしばらく放置したのち、それぞれの大きさに選別し出荷していきます。
「甘太くん」は、試験場で組織培養したウィルスフリー苗(ウィルスに感染していない苗)を使用し、収穫後は生産者やJAの貯蔵庫に40日以上貯蔵し甘味を増加させます。
出荷前には生産ほ場ごとに糖度検査を実施し、基準をクリアしたもののみ出荷できます。また、JA全農おおいたが商標登録を取得しており、系統出荷したもののみ「甘太くん」として出荷することができます。

            高糖度かんしょ(甘太くん)収穫作業 掘り取り

            高糖度かんしょ(甘太くん)収穫作業 掘り取り後

            高糖度かんしょ(甘太くん)収穫作業 剪定作業

            高糖度かんしょ(甘太くん)収穫作業 選別前